誰しも、ストレスを感じてイライラする事はありますよね?
うまくストレスを解消できれば良いですが、ストレスを解消できないと体調を崩す事もあります(>_<)
そこで今回は、東洋医学の視点を利用した、ストレス解消の一例をご紹介したいと思います。
東洋医学では、感情は全て内臓が支配している。とされています。
怒りは、肝臓。
喜びや嬉しさは、心臓。
思いや悩みは、脾臓。
悲しみや憂いは、肺。
恐れや驚きは、腎臓。
といった具合です。
脳は、それらの情報処理して、調整する役割で、直接の感情は内臓の働きとされています。
ある感情が強すぎると、それに対応する内臓にダメージを与えてしまいます。
例えば、
悲しみ過ぎると、肺が弱ってしまいます。
喜びも過剰になり過ぎると、心臓にきます。
実際に、悲しみが強過ぎて、過呼吸になり息ができない事もあったり、
宝くじで大金を手に入れた瞬間、喜びが過剰になり失神する事もあります。
ではイライラすると、どうなるでしょうか?
イライラと言うのは、怒りに分類されます。
怒りは肝臓が担当してます。
怒りが強いと、もちろん肝臓に負担がかかりますが、
常に怒って周りに当たり散らしてる方や、直接相手に怒鳴りまくっている方などは、実はさほどストレスが溜まっていません。
怒りを発散しているので、ストレス解消になっている訳です。
逆に、
「言いたくても言えない。」
「怒りたくても怒れない。」
こんな事ありませんか?
「言いたい事があるけど、上司だから言い返せない。。゚(゚´Д`゚)゚。」
「近所の世間体があるから、したい事ができない ・(>_<)・」
「腹が立つけど、姑だから遠慮して怒れない Σ(-᷅_-᷄๑)」
これが、1番イライラして、ストレスが溜まります (; ̄◇ ̄)
この、
「言いたくても言えない」
「怒りたくても怒れない」
という状態が、1番肝臓に負担がかかってしまいます。
お酒を飲むより肝臓に悪いかも知れません。
東洋医学において、内臓はそれぞれお互いにバランスを取り合って成り立っています。
例えば、
肝臓と肺は、シーソーの様にバランスを取っていて、
心臓と腎臓も同様にバランスを取っている。
肝臓のイライラを抑えるには、肺の悲しみや憂いの感情をぶつければ良い。
と考えます。
具体的な例として、
イライラした時は、悲しみを誘うような映画を見て、泣く!
出来れば、涙がボロボロ出て、ワンワン泣く様な超感動する映画であれば、尚よしです!
映画でなくても、ドラマや歌、小説、人から聞いた感動話など、何でもOKです。
肝臓は、目とも密接に関係しており、涙は肝臓の負担を洗い流してくれます。
なので、
思いっきり悲しんで泣く❗️
これがイライラに効果的な方法です。
また、憂い(うれい)も良い方法です。
腹が立つ相手に対して、見下すのではなく、憂いてみてください。
相手や状況を冷静によく考えて、
「相手も周りのプレッシャーから仕方なく言った事かもしれない」
「家庭事情に余裕がない状況が作り出した言動だったのだろう」
「歪んだシステムの中で生活していく為に、こんな状況に至った」
などなど。
相手や状況をリアルに想像し、「憂う」ことが出来れば、少しでもイライラを落ち着かせてくれるかも知れません。
怒りやイライラを無理に抑え込むのではなく、悲しみや憂いの感情で上手く緩和する、中和する方法です。
「イライラをうまく発散できない!」
という時は、
思いっきり泣いてみる‼️
良かったらお試しください(^^)