前回お話した、オメガ3系の油と対比されるのが、オメガ6系の油。
オメガ6と言われても、いまいちピンと来ない。
何ですか、それ?
という方も多いはず。
オメガ6系は、
主に、ベニバナ油、コーン油、大豆油、綿実油など一般的なサラダ油に多く含まれています。
ご存知の方も多いと思いますが、
オメガ3とオメガ6の油は、
「必須脂肪酸」
であり、
「不飽和脂肪酸」
に属します。
脂質は大きく分けて、
飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸から成ります。
更に、不飽和脂肪酸は、
一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸から成ります。
はい、もう漢字が多過ぎて中国語に見えてきましたね( ̄▽ ̄)
ここでは難しい話しはしません。
と言うか、できません(^^;;
オメガ3は、
α(アルファ)リノレン酸という脂肪酸で、
青魚の脂、エゴマ油やアマニ油に含まれます。
オメガ6は、
リノール酸という脂肪酸で、
主にコーン油や大豆油、ベニバナ油などの一般的なサラダ油に多く含まれます。
どちらも重要なのですが、
最も重要な事は、
比率!!!
そう、バランスです!!
理想的なオメガ3とオメガ6の摂取比率は、
1 : 2 〜 1 : 4
とされています。
しかし、一般的な現代人のオメガ3とオメガ6の摂取比率は、
何と、
1 : 10 以上!(゚д゚lll)
人によっては、
1 : 20 とか 1 : 40
とも言われています( ̄◇ ̄;
オメガ6系のリノール酸は、
肉類、菓子、パン、マヨネーズ、カップ麺、総菜など加工食品やファストフードに多く含まれるので、特に意識しなくても充分に摂取できます。
逆に知らず知らずのうちに取り過ぎてしまう傾向にあります。
一方で、オメガ3系のアルファリノレン酸は、少し意識して取らないと不足する傾向にあります。
オメガ6の役割は、
病気や風邪の時に炎症や発熱を起こして体を守ってくれますが、
過剰に摂取すると、慢性炎症などの痛みやアトピー性皮膚炎などの過剰な炎症を引き起こします。
オメガ3の役割はその逆で過剰な炎症を抑える働きがあります。
血液の流れが良くなり、血管を健康に保ち、慢性病の予防になります。
バランス良く摂取する事で毎日を健康に過ごす事ができます*\(^o^)/*
少し意識して、オメガ6を少し減らして、オメガ3を少し多く取る事をオススメします(^^)
※ リノール酸が含まれる量(割合)は、種類によって様々です。
どのオメガ6を選ぶかは、
あなた次第!!(・Д・)ノ