ヒトの主食とはなんでしょうか?
「そりゃコメに決まってるだろ❗️」
「私はパン派❗️」
「 私はパスタ派❗️」
「アフリカや南太平洋の国ではイモだ❗️」
などなど、色々なお声が聞こえてきそうです。
最近読んだ本で、非常に興味深い本があります。
タイトルは、
「親指はなぜ太いのか?」
という本です。
ここには、人間だけでなく、サルやチンパンジー、ゴリラなどの手の形と歯の形について書かれています。
そこには、手と歯の形は、非常に密接な関係があり、主食によって、その形が決定されている‼️
という仮説が書かれています。
その本の中に、アイアイというサルの手と歯の形が出てきます。
有名な童謡の、
「アイアイ♪アイアイ♪ おサルさんだよ〜♬」
の、あのアイアイです( ´▽`)
アイアイの中指は異常な程、細長いのです。
そして、前歯が異常に大きく、奥歯は小さいという特徴的な形をしています。
アイアイの主食は、木の実、いわゆるナッツです。
どんな種類の木の実かは、ネタバレになるので興味ある方は本を読んでください。
その木の実は、非常に堅い殻に被われているので、大きく尖った前歯で、殻を割って、細長い中指でその種子をほじくって食べるのです。
主食を食べる為に、手と歯をそれに適応するような形に進化させていったと考えられます。
チンパンジーやゴリラの手と歯の形の説明もされています。
では、人間ではどうでしょうか?
人間の親指は、短いですが太くて力が強く、他の指よりも動く範囲が広く、どの指ともくっ付ける事ができます。
親指が太く、力強いという事は、物を握りしめるのに適している。と言えます。
この親指の形や動きが、道具を使い、物を握りしめるのに非常に便利で、主食を食べるのに役立っている。と書かれています。
では、その主食とは?
ネタバレになるので、答えは言えません!
すいません!!
ですが、非常に興味深い内容です。
ヒトは元々、草食でも肉食でも、ましてや穀物食でもなかった‼️
そんなバカな!!
と思うかもしれませんが、なかなか説得力ある仮説ですので、一読に値します。
手の形と歯の形
この不思議な関係性をうまく説明しているので、興味ある方は是非ご覧ください!