Monthly Archives: 2月 2021
その4 〜土について〜
さあ、今回は「土」についてご説明します(^^)
土のイメージは、そのまま
土
大地
砂 泥 粘土
のような感じだと思います。
土は、万物の根本です
あらゆる生命の源になります。
植物は土から生まれ育ちます。
植物だけでなく、雨水や川の水は、土や砂がフィルターとなり浄化された水となります。
動物は、その植物や水の恩恵を受けて生きています。
あらゆる生物は、死を迎えた後、土に還り、微生物の働きで、再び栄養に富んだ土となり、大地の一部となります。
土は、母なる大地なのです。
栄養を取り込み、万物を生じるという働きから、
人体に当てはまると、
脾臓 胃
となります。
消化吸収、栄養代謝の中枢となり、まさに土の如し。
季節に当てはめると、
土用(土曜じゃないよ❤️)
これは、夏の「土用の丑」が有名ですね!
うなぎ、最高です( ̄▽ ̄)
実は、土用は夏だけでなく、春夏秋冬それぞれにあります。
季節の変わり目が土用なのです。
季節の変わり目は、胃の調子が悪くなりやすい傾向にあります。
それゆえ、土用は胃に気をつけるべき時期なのです。
特に夏の土用は、気温と湿度が高いので、夏バテして胃が弱りやすい時期です。
脾臓、胃は、湿気に弱いのです。
また、食べ過ぎて、お腹いっぱいになり過ぎると、思考力が落ちやすくなります。
脾臓、胃は、思考の中枢なので、意(思い、悩み)を司ると言われています。
脾臓、胃への負担は、思考の低下に繋がります。
また、胃の調子が悪くて口内炎ができた。という経験はありませんか?
脾臓、胃は唇や口の粘膜と関係しています。
口内炎、口角炎が出来る時は、胃の異変を疑います。
このように土は、自然界でも人体でも、全てを生み出す中枢となります。
万物の母、土についてご説明しました^_^
次回は、金についてお話したいと思います!
その3 〜火について〜
今回は、「火」について説明したいと思います。
火と言うと、どんなイメージを持つでしょうか?
メラメラと湧き上がる炎
燃えるように暑い!
灼熱の太陽
こんなイメージだと思います。
火は熱くて燃える様なエネルギーなので、
季節で言えば、夏
五臓で言えば、心臓
六腑だと、小腸
に相当します。
心臓は、休む事なく動き続ける臓器です。
火の如く活発ゆえに、熱エネルギーが旺盛と言えます。
ところで、「心臓ガン」というのは殆ど聞いた事がありません。
同じく、「大腸ガン」はよく聞くけど、「小腸ガン」は殆ど聞いた事ありません。
心臓は、細胞代謝が活発で、ガン細胞が増殖しない。との理由だそうです。
小腸は、免疫細胞が集中しており、ガン細胞、細菌、ウイルスに対する機能が強い。
まさに、火の様な活発な熱エネルギーと言えます。
東洋医学でも、人体の熱源(熱を生み出す根本)は心臓と考えます。
血液を全身に送り込むエネルギーは、まさに火の如し。
血液、血管を支配すると考えるので、炎症や熱による出血などの症状は心臓が関係しています。
また「汗」とも関係して、異常な汗かき、多汗症なども心臓の異変と考えます。
心臓が弱っていると、夏の猛暑などで熱中症になりやすく、
逆にサウナや温泉に入り過ぎて、急激に熱がこもると、一時的に心臓に負担がかかって、脱水症状で気分が悪くなったり、のぼせて鼻血が出たりします。
「火」
これだけで、色んなイメージが湧きますね(^-^)
心臓 小腸
夏
汗
熱
血管 血液
漢字ひと文字で、どこまでイメージできるかが、東洋医学を考える上でのポイントです(^^)
次回は、「土」についてご説明しますね!
もう数日過ぎてしまいましたが2月14日はバレンタインデーでしたね。女性の方は義理チョコやなんやかんやで気を使う大変な時期ですが、男性の方はやっぱりもらったら嬉しいですよね!僕もチョコレートは大好きでお風呂上がりに3個位食べるのを習慣にしています。
でも昔から「鼻血が出る」「虫歯になる」「太る」などマイナスなイメージもありますよね。だがしかし、最近の研究では様々なチョコレートの良い効果がたくさん明らかになっています!なので簡単にですが紹介していこうと思います。
・抗酸化作用により動脈硬化を予防!
カカオマスポリフェノールはよく聞くポリフェノールと同じであり抗酸化作用の他にアレルギーの抑制や疲労回復、ストレス解消、脂肪燃焼などに効果があります。
・自律神経に作用して精神をリラックス!
デオブロミンはカフェインの仲間であり苦味成分です。カフェインの仲間であるものの神経を興奮させる作用は弱く、大脳皮質に作用して集中力や記憶力を高めたり、自律神経を調節してリラックスさせたりする効果があります。
ちなみにデオブロミンは「神の食べ物」という意味があり、実際チョコレートは昔、神の食べ物といわれ医薬品として使用されていた歴史もあります。(へーっ)
・胃腸の機能を改善する!
オレイン酸は血液をキレイにし動脈硬化や高血圧を予防する働きがあります。また便秘や胸焼け、胃もたれにも良いとされています。人の皮脂にも含まれている成分で肌の潤いを保つ重要な成分でもあります。
こんなにもメリットがあるんですね!ちなみにカカオ含有量が70%〜80%位のダークチョコレートがオススメです。あとやっぱり食べ過ぎは良くないです。(←やりがち。笑)
食べ方を間違えると良いものも悪くなってしまいますからね。笑
といことで、チョコレートを美味しく楽しく適量を食べて健康的な生活を送っていきましょう!
東洋医学の五行とは?
〜木について〜
今回は、五行について簡単に説明したいと思います!
人の体は自然現象と対応している。
と東洋医学では考えます。
その自然現象は、大きく分けて5つの要素に分類されています。
それが、五行
木(もく)
火(か)
土(ど)
金(こん)
水(すい)
です。
簡単に説明すると、
木というのは、そのまま「木」の意味もありますし、木が成長していく様、
エネルギーが旺盛な状態
また木の葉は、風に揺らいでそよそよと動くので、
「風」にも関係します。
木だけでなく、
動植物全ての成長も意味します。
生物は、春に大きく成長します。
季節で言えば、春に相当します。
例をあげれば、キリがないほどです。
このように、「木」と言う漢字たったひと文字だけでもこれだけの意味を含んでいます。
「木」をイメージした現象全て
という事です。
これを、人体に当てはめた場合、
特に内臓に当てはめると、
「木」イコール「肝臓」となります。
肝臓は、木のような、春のようなパワーに満ちた強い臓器なのです。
実際、肝臓は臓器の中で1番大きくパワーがあります。
強い臓器の為、少々の負担ぐらいビクともしません。
限界ギリギリまで耐えられるのです。
そういう理由から、肝臓は
「沈黙の臓器」
と言われるのです。
話が少し変わって、五臓六腑という言葉がありますが、
五臓というのは、
肺
心臓
脾臓(東洋医学では膵臓の働きも兼ねる)
肝臓
腎臓
の事を指して、
六腑というのは、
大腸
小腸
胃
胆のう
膀胱
三焦(東洋医学独特の考え方で、熱エネルギーの代謝などを言う時に使う)
木は、肝臓と説明しましたが、これは五臓では肝臓という事で、
六腑では、木は胆のうに相当します。
肝臓と胆のうは、
表裏一体でセットで考えます。
肝臓が陰で、胆のうが陽。
寒い冬が、そろそろ終わりに近づき、もうすぐ春がやってきます。
春は「木」。「肝臓と胆のう」の季節。
肝臓のエネルギーが旺盛になる季節なのです。
五行の木を、簡単に説明しました(^^)
次回は、火について説明したいと思います!
本日は、旧暦の正月です。
改めてまして、明けましておめでとうございます‼️
昨年も、旧正月について書かせていただきました(^-^)
四柱推命などでは、この旧正月から新たな運気が始まると言われています。
昨年は本当に大変は年でしたが、今年は皆さんにとって運気上昇となるよう、心からお祈りします‼️
その1 陰陽五行
東洋医学を学ぶとき、必ず勉強するのが、
陰陽五行(いんよう ごぎょう)
陰陽?
五行?
初めて聞く方には、さっぱりイメージが湧かないと思います。
占いや東洋医学に興味がある方は、聞いた事あると思います。
東洋医学や占い、特に四柱推命などは、陰陽五行の考え方が基本にあるので、これを知らないと、さっぱり理解できないわけです。
ここでは、簡単に陰陽五行の話をしたいと思います。
自然現象や人体を、陰陽五行で説明しようというのが、東洋医学なのです。
陰陽とは、どんなイメージでしょうか?
陰は、冷たい、暗い、小さい、内側
陽は、温かい、明るい、大きい、外側
月は陰で、
太陽は陽。
などなど。例を挙げればキリがありません。
物事は、相対する2つの陰陽という要素が必ず含まれている。という事です。
皆さん、無意識にイメージ出来てると思います(^^)
物事の全ては、
表と裏があり、表裏一体
陰と陽も、裏と表。
コインの様に切り離す事はできず、
良い事も悪い事も
表裏一体。
見る視点によって、良い様にも悪い様にも見えます。
人も、100%善人や100%悪人などは存在せず、
同じ人であっても、ある人にとっては良い人、ある人にとっては悪い人になったりします。
では、五行とは?
木(もく)
火(か)
土(ど)
金(こん)※「きん」とは読みません。
水(すい)
自然現象は、この5要素から成り立っているという考え方です。
人の身体も自然の一部なので、人体もこの5要素で成り立っており、この五行で説明するというのが東洋医学です。
五行については、また次回に少し詳しく話したいと思います(^^)
肩こりで悩んでる人は多いと思いますが、普段の生活や体の姿勢の使い方をちょっと見直すだけで、肩への負担を減らし肩こりを予防できるので、今回はその簡単な方法を紹介したいと思います。
重い荷物を持ったり、長時間悪い姿勢でいると、すぐに肩が凝ってしまいますよね。
肩こりは、首から肩、背中の中央部を覆う「僧帽筋」が緊張して固くなることによって起こります。「僧帽筋」は重い頭や腕を支えてるため、上体のバランスが崩れた状態でいると、疲労が蓄積されてしまいます。
つまり、肩こりを防ぐには、日頃からよい姿勢を心がけ、上体のバランスを維持する必要があるのです。
例えば、デスクワークのとき、背中を丸めたり頬杖をついたりしがちですが、背筋を伸ばすだけでも僧帽筋の疲労はグッと減ります。
ショルダーバッグを持つときも、一方の肩だけに負担をかけるのではなく、交互に持ち替えることで、姿勢の崩れを矯正できます。
また、重い荷物を持つときは、交互に持つのではなく均等な重さになるように2つに分け、両手で持つと良いでしょう(^-^)/
普段の癖もあるとは思いますが、普段意識してないことをちょっと意識してみるということがまずは大事だと思いますし、意識するだけでも姿勢は変わるので、今まで意識せず過ごされてた方は、これからは上体のバランスを気にかけて姿勢を伸ばす意識を持って生活してみてください!
あと、姿勢が悪くなる要因には内臓疾患などの病気が隠れてることもありますので、肩こりの問題点が見つからないという人には、一度医師の診断を受けてみることをおすすめします。