鍼灸マッサージ院かのん|東大阪の脳梗塞後遺症は訪問専門の当院へ

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かのん日記

Monthly Archives: 4月 2021

前回に、えとの話の中で十干(じっかん)という言葉が出てきました。

甲乙丙丁、ぐらいまでは聞いた事あるけど、その後は初めて聞いた。」

という方も多いはず。

ここでは、ごく簡単に説明したいと思います。

以前に説明した五行。

木 火 土 金 水

のあれです。

甲と乙は、木のグループに分類されます。

丙と丁は、火のグループ。

戊と己は、土のグループ。

庚と辛は、金のグループ。

壬と癸は、水のグループ。

といった具合です。

甲は、「きのえ」

乙は、「きのと」

と読みます。

また、「えと」は「兄弟」とも書き、

「兄」は「え」、「弟」は「と」と読みます。

なので、

甲は、「木の兄」で「きのえ」、

乙は、「木の弟」で、「きのと」

という意味です。

同じ様に、

丙は、「火の兄」で、「ひのえ」

丁は、「火の弟」で、「ひのと」

今年は「辛」の年です。

金の弟で、「かのと」

※「きんのと」とは読みません。

金は、五行では、大腸に分類されるとお話しました。

金というのは、乾燥の「」に弱く、自然現象では大気空気に関係しています。

実際、急激な乾燥や大気汚染で肺がやられてしまうのはイメージしやすいと思います。

庚や辛の年は、金(肺•大腸)に関わる事象が起こりやすい傾向で、

昨年のコロナ感染から肺炎になるという現象は、まさに金(肺)の事象で、

安倍・元総理は、潰瘍性大腸炎で辞任しています。これも金(大腸)の事象であり、

非常に興味深い事例です。

金は、肺も大腸も両方に関わるので、肺に関わる事象かもしれないし、大腸に関わる事象かもしれません。

肺と大腸は表裏一体。

肺が悪くなくても、大腸の病から肺炎肺ガンになる事例もあります。

タバコを吸っていなくても肺ガンになる事もあります。

近年、タバコの喫煙数は減少してるにもかかわらず、肺ガンは昔より増加しています。

これは、肺そのものが弱ってるよりも、大腸の不調から、と考える方が理解しやすいと思います。

いずれにせよ、昨年、今年は、金(肺と大腸)に関わる事象が起きやすい年ですので、充分気をつけて生活したいものです。

また自然現象では、大気汚染空気感染、異常気象による乾燥日照り干ばつ。なども起こりやすい年です。

昨年からのコロナ感染を考えると、今年は肺と大腸をいつも以上にケアする事が重要です。

特に、大腸のケアが最重要だと当院は考えています

大腸のケアについては、今年も徐々に情報を発信していきたいと思います(^^)

それと、補足としてもう1つ。

昨年、今年は「水」の事象も少し関わっていす。

ご存知の通り、「水」は「腎臓」です。

これについても、またの機会で説明させていただきます(^^)

普段お休みの日の早朝にジョギングをしています。


この時間帯は季節の変わり目がわかりやすいなぁ、といつも感じています。


先週と今週、1週間違うだけで景色が違ってました( ^ω^ )


ちなみに、写真は昨日の朝5時25分に撮ったものです☆


なかなか外出し辛いご時世なので、ちょっとでも自然を感じていただければと思います!

旧暦の正月から約2ヶ月が経ち、本格化に今年が始動しています(^^)

ご存知の通り今年の干支はウシ❗️

えとは、十二支とも書き、

子 ね

丑 うし

寅 とら

卯 う

辰 たつ

巳 み

午 うま

未 ひつじ

申 さる

酉 とり

戌 いぬ

亥 い

という漢字で表しますよね。

占いが好きな方や四柱推命が詳しい方は、

今年は、

「辛丑(かのと・うし)」

と即答するでしょう。

「辛」で「かのと」と読みます。

ちなみに昨年は、

「庚子(かのえ・ね)」

「漢字が多くて、もう読むのが面倒臭いなぁ。」

と、思ったあなた❗️

もう少しの辛抱です( ̄▽ ̄)

興味ある人や詳しい人は、既に知っていると思いますが、

甲(コウ/きのえ)

乙(オツ/きのと)

丙(ヘイ/ひのえ)

丁(テイ/ひのと)

戊(ボ/つちのえ)

己(キ/つちのと)

庚(コウ/かのえ)

辛(シン/かのと)

壬(ジン/みずのえ)

癸(キ/みずのと)

これを、

十支(じっかん)

と言います。

この十干と十二支の組み合わせが毎年のえとになります。

この組み合わせは、60通りあります。

1周するのに60かかるわけです。

なので、60年で還暦といいます。

は、一巡りするという意味です。

今年生まれた赤ちゃんが、次回の辛丑の年を迎えるのは、60年後の2081年になります。

余談ですが、高校野球の聖地、甲子園は、

大正13年(1924年)、甲子(かのえ・ね)の年に建設された事が由来となっています。

更に、明治元年(1868年)、明治新政府と旧幕府軍との間に起きた戊辰戦争は、

戊辰(つちのえ・たつ)の年に起きた事から名付けられました。

※ 鳥羽・伏見の戦いの錦絵

この十干はあまり聞き慣れないかも知れません。

これは、一体何を意味するのか?

それは、また次回にお話します(⌒▽⌒)

いきなりですが皆さんに質問です。

今日「足の指」の事を考えましたか?

手の指は意識する人が多いと思いますが、足の指を意識するという人は意外と少ないと思います。

足の指は意外と大事で、意識をして使う事で様々ないいことがあります。普段、私達が患者様に施術を行う中で、足指に力を入れて頂いたり、グーパー体操をするなどよく使って頂いています。

では足の指を意識し、更には動かす事によってどんないいことがあるのでしょうか?

転倒予防

足の指はバランス能力の維持にとても大きな役割を持っています。

立った状態から前側に倒れそうになった時に足の指で「ぐっ」と曲げて地面を掴むことで体を支え転倒を防止することができます。

逆に後側に倒れそうになった時に指を上の方に反り返し、倒れないように重心を維持しようとします。

足先の末梢神経に刺激を与える事で足先の感覚にもいい影響を与えることができます。

脳血流量が増える

足指を意識的に動かす事で脳の血流量が10%程増えると言われています。

足指を動かすことで頭も冴えるという事ですね!

歩行速度の向上

人は歩く時、足指で地面を掴み、蹴り出す事で推進力を生み出しています。

足指の力が強いと安定した歩行をすることが出来るので、長時間歩いても足が疲れにくくなります。

高齢になってくると心臓に血液を戻してくれる静脈の働きが弱くなり浮腫みやすくなります。それをいくらか予防する事ができます。

他にも体力の維持や扁平足の改善などの効果があります。まだまだ他にもいいことがあるかもしれませんね。。😏

皆様も是非、1日に1度は足指を意識して動かしてみてください😊