前回はココナッツオイルについてお話させていただきました(^^)
今回はMCTオイルとココナッツオイルの違いをお話したいと思います!
そもそも、MCTってなんだ??
ココナッツはイメージできるが、MCTって?
無味、無臭でココナッツ本来の香りはほぼありません
MCTは、
Medium ミディアム(中ぐらいの長さの)
Chain チェーン(鎖)
Triglyceride トリグリセリド(中性脂肪)
中ぐらいの長さで、鎖の様に繋がってる脂肪酸。
そう!中鎖脂肪酸の事です!
頭文字を取っただけです(^^)
ではでは、一体ココナッツオイルと何が違うのか?
ココナッツオイルは、中鎖脂肪酸を多く含みますが、その他の長鎖脂肪酸も含んでいます。
少し難しい話になりますが、中鎖脂肪酸は、
ラウリン酸
カプリン酸
カプリル酸
になります。
ココナッツオイルに含まれる脂肪酸のうち、約半分がラウリン酸になります。
残り半分は、カプリン酸やカプリル酸、その他の脂肪酸となります。
これに対し、MCTオイルは、
カプリン酸とカプリル酸だけで作られています。
主にココナッツオイルから抽出されたカプリン酸とカプリル酸から出来ています。
商品によっては、ココナッツオイルとパーム油から抽出された物もあります。
もう一度、おさらいです(^^)
ココナッツオイルは、
中鎖脂肪酸であるラウリン酸もカプリン酸もカプリル酸も、その他の脂肪酸も含んだオイル。
MCTオイルは、
カプリン酸とカプリル酸だけのオイル。
ではでは、
ラウリン酸とカプリル酸とカプリン酸は何がどう違うのか?
そろそろ舌を噛みそうですね( ̄∇ ̄)
それぞれの違いは、
鎖の長さの違い!!
なのです!
え!?
同じ中鎖脂肪酸なのに?
と思われるかもしれません。
下の図をご覧ください。
前回の図をもう一度おさらいしましょう!
ラウリン酸は鎖の長さが短いです!
そして、さらに下の図をご覧ください!
カプリン酸とカプリル酸は、
もっと短い!!
という事です。
鎖の長さが短いという事は、消化が速い!!
という事なので、
ココナッツオイルよりも早くエネルギーに変換される訳です!
どちらが良いとか悪いとかではなく、それぞれの特性を最大限活用しましょう!
ココナッツオイルとMCTオイルを併用した場合、
MCTオイルで速やかにエネルギーを作り、
その後、ココナッツオイルで持続力あるエネルギーを作る事で、効率良く1日を過ごす事が出来るのです!
商品によって、味、香りなど微妙な違いがあります。
それぞれの好みによって色々試してみるのも楽しいですね!(^^)