カカオ含有量の多いチョコレートを食べた事ありますか?
最近では、70%や80%のチョコレートもよく見かける様になりました(^^)
高カカオチョコの効能やメリットは、ご存知の方も多いと思いますので、ここでは割愛します(^^)
甘いチョコに慣れている方には、とても苦く感じるかもしれません(*_*)
私は、99%か100%のチョコをよく食べます。
原材料をご覧ください。
ほぼ、カカオです。
慣れない方は、苦過ぎて倒れそうになると思います( ̄◇ ̄;)
ホットミルクや、フルーツと一緒に食べると意外と食べやすく美味しいですよ!
この高カカオチョコに慣れると、一般的なチョコが甘すぎるように感じます。
※原材料はこれだけ!もちろん砂糖なし!
ポリフェノールたっぷりの高カカオチョコ、お試しあれ!(^o^)
前回に、えとの話の中で十干(じっかん)という言葉が出てきました。
「甲乙丙丁、ぐらいまでは聞いた事あるけど、その後は初めて聞いた。」
という方も多いはず。
ここでは、ごく簡単に説明したいと思います。
以前に説明した五行。
木 火 土 金 水
のあれです。
甲と乙は、木のグループに分類されます。
丙と丁は、火のグループ。
戊と己は、土のグループ。
庚と辛は、金のグループ。
壬と癸は、水のグループ。
といった具合です。
甲は、「きのえ」
乙は、「きのと」
と読みます。
また、「えと」は「兄弟」とも書き、
「兄」は「え」、「弟」は「と」と読みます。
なので、
甲は、「木の兄」で「きのえ」、
乙は、「木の弟」で、「きのと」
という意味です。
同じ様に、
丙は、「火の兄」で、「ひのえ」
丁は、「火の弟」で、「ひのと」
今年は「辛」の年です。
金の弟で、「かのと」
※「きんのと」とは読みません。
金は、五行では、肺と大腸に分類されるとお話しました。
金というのは、乾燥の「燥」に弱く、自然現象では大気や空気に関係しています。
実際、急激な乾燥や大気汚染で肺がやられてしまうのはイメージしやすいと思います。
庚や辛の年は、金(肺•大腸)に関わる事象が起こりやすい傾向で、
昨年のコロナ感染から肺炎になるという現象は、まさに金(肺)の事象で、
安倍・元総理は、潰瘍性大腸炎で辞任しています。これも金(大腸)の事象であり、
非常に興味深い事例です。
金は、肺も大腸も両方に関わるので、肺に関わる事象かもしれないし、大腸に関わる事象かもしれません。
肺と大腸は表裏一体。
肺が悪くなくても、大腸の病から肺炎や肺ガンになる事例もあります。
タバコを吸っていなくても肺ガンになる事もあります。
近年、タバコの喫煙数は減少してるにもかかわらず、肺ガンは昔より増加しています。
これは、肺そのものが弱ってるよりも、大腸の不調から、と考える方が理解しやすいと思います。
いずれにせよ、昨年、今年は、金(肺と大腸)に関わる事象が起きやすい年ですので、充分気をつけて生活したいものです。
また自然現象では、大気汚染、空気感染、異常気象による乾燥、日照り、干ばつ。なども起こりやすい年です。
昨年からのコロナ感染を考えると、今年は肺と大腸をいつも以上にケアする事が重要です。
特に、大腸のケアが最重要だと当院は考えています。
大腸のケアについては、今年も徐々に情報を発信していきたいと思います(^^)
それと、補足としてもう1つ。
昨年、今年は「水」の事象も少し関わっていす。
ご存知の通り、「水」は「腎臓」です。
これについても、またの機会で説明させていただきます(^^)
普段お休みの日の早朝にジョギングをしています。
この時間帯は季節の変わり目がわかりやすいなぁ、といつも感じています。
先週と今週、1週間違うだけで景色が違ってました( ^ω^ )
ちなみに、写真は昨日の朝5時25分に撮ったものです☆
なかなか外出し辛いご時世なので、ちょっとでも自然を感じていただければと思います!
旧暦の正月から約2ヶ月が経ち、本格化に今年が始動しています(^^)
ご存知の通り今年の干支はウシ❗️
えとは、十二支とも書き、
子 ね
丑 うし
寅 とら
卯 う
辰 たつ
巳 み
午 うま
未 ひつじ
申 さる
酉 とり
戌 いぬ
亥 い
という漢字で表しますよね。
占いが好きな方や四柱推命が詳しい方は、
今年は、
「辛丑(かのと・うし)」
と即答するでしょう。
「辛」で「かのと」と読みます。
ちなみに昨年は、
「庚子(かのえ・ね)」
「漢字が多くて、もう読むのが面倒臭いなぁ。」
と、思ったあなた❗️
もう少しの辛抱です( ̄▽ ̄)
興味ある人や詳しい人は、既に知っていると思いますが、
甲(コウ/きのえ)
乙(オツ/きのと)
丙(ヘイ/ひのえ)
丁(テイ/ひのと)
戊(ボ/つちのえ)
己(キ/つちのと)
庚(コウ/かのえ)
辛(シン/かのと)
壬(ジン/みずのえ)
癸(キ/みずのと)
これを、
十支(じっかん)
と言います。
この十干と十二支の組み合わせが毎年のえとになります。
この組み合わせは、60通りあります。
1周するのに60年かかるわけです。
なので、60年で還暦といいます。
還は、一巡りするという意味です。
今年生まれた赤ちゃんが、次回の辛丑の年を迎えるのは、60年後の2081年になります。
余談ですが、高校野球の聖地、甲子園は、
大正13年(1924年)、甲子(かのえ・ね)の年に建設された事が由来となっています。
更に、明治元年(1868年)、明治新政府と旧幕府軍との間に起きた戊辰戦争は、
戊辰(つちのえ・たつ)の年に起きた事から名付けられました。
この十干はあまり聞き慣れないかも知れません。
これは、一体何を意味するのか?
それは、また次回にお話します(⌒▽⌒)
いきなりですが皆さんに質問です。
今日「足の指」の事を考えましたか?
手の指は意識する人が多いと思いますが、足の指を意識するという人は意外と少ないと思います。
足の指は意外と大事で、意識をして使う事で様々ないいことがあります。普段、私達が患者様に施術を行う中で、足指に力を入れて頂いたり、グーパー体操をするなどよく使って頂いています。
では足の指を意識し、更には動かす事によってどんないいことがあるのでしょうか?
◉転倒予防
足の指はバランス能力の維持にとても大きな役割を持っています。
立った状態から前側に倒れそうになった時に足の指で「ぐっ」と曲げて地面を掴むことで体を支え転倒を防止することができます。
逆に後側に倒れそうになった時に指を上の方に反り返し、倒れないように重心を維持しようとします。
足先の末梢神経に刺激を与える事で足先の感覚にもいい影響を与えることができます。
◉脳血流量が増える
足指を意識的に動かす事で脳の血流量が10%程増えると言われています。
足指を動かすことで頭も冴えるという事ですね!
◉歩行速度の向上
人は歩く時、足指で地面を掴み、蹴り出す事で推進力を生み出しています。
足指の力が強いと安定した歩行をすることが出来るので、長時間歩いても足が疲れにくくなります。
高齢になってくると心臓に血液を戻してくれる静脈の働きが弱くなり浮腫みやすくなります。それをいくらか予防する事ができます。
他にも体力の維持や扁平足の改善などの効果があります。まだまだ他にもいいことがあるかもしれませんね。。😏
皆様も是非、1日に1度は足指を意識して動かしてみてください😊
以前、このブログでご紹介した菌活の話で、
しょうゆ麹
を紹介しました。
米麹から、しょうゆ麹を作りますが、
今回、玄米の米麹からしょうゆ麹を作ってみました(^^)
米麹から作った、しょうゆ麹とは何が違うのか?
はっきり言いまして、
ほとんど差はありません‼️
味の違いも、ほぼ同じ( ̄▽ ̄)
唯一、違うのは、
玄米の方が、つぶつぶ感があり、食感に歯応えがあります。
それと、発酵した時の香りが、
米麹よりも、味噌の様な、甘酒の様な熟成感がやや強い。
という印象でした。
栄養価は、玄米麹の方がやや高いのかもしれませんが、発酵した時にどんな栄養価になってるのかは、
わかりません❗️
すいません‼️( ̄◇ ̄;)
というわけで、つぶつぶ食感や香りを楽しむなら、玄米麹。
柔らかい食感が良くて、香りもそれほど重視しないのであれば、通常の米麹で良いかと思います(^^)
どちらにせよ、
しょうゆ麹は、万能タレです❗️
美味しいです‼️
お試しあれ(^-^)v
その6 〜水について〜
東洋医学講座シリーズ、今回で最終回となります。
今回は、「水」
「水」はイメージしやすいと思います。
イメージそのまま、「水」です。
お湯ではなく、「水」なので、
冷たいイメージです。
寒い時期を連想させるので、
季節で言えば、「冬」
尿や足のむくみも「水分」と関係します。
人体の水分調整は、腎臓の働きです。
そして、尿は膀胱に溜まりますね。
ゆえに、
五臓では、腎臓
六腑では、膀胱
そして、
驚きや恐怖は、腎臓の働きです。
腎臓は、腰や足と関係します。
腎臓は、体のどのあたりにありますか?
腰にありますね。
「あまりの恐怖に腰が抜けた」
は、一時的な腎臓の弱りです。
「怖すぎてオシッコ漏らした」
は、一時的な膀胱の弱りです。
また腎臓は、生命エネルギーの中心と言われています。
若々しさを保つ中枢なのです。
今で言うところの、
「アンチエイジング」
誰でも年を取ると、だんだんと腎臓が弱くなってきてきます。
人によっては、腰が曲がって、腰痛しやすくなります。
腰の曲がり、腰痛は老化現象です。
白髪が増え、髪の毛が抜け始めます。
髪は、腎臓のエネルギーの余りと言われています。
骨の強さも腎臓の働きです。
歯も骨の一部です。
少しの事で、骨折した。
歯が抜けやすくなった。
この様な事が起きやすくなります。
耳が遠くなるのも、老化現象の代表ですね(T_T)
耳も腎臓と関係しています。
耳の形を見てください。
腎臓の形と似てますね。
「夜中に何度も、トイレに行く。」
これも老化現象でよく見られる症状です。
「足がむくんで、パンパンだ。」
典型的な、腎臓、膀胱の症状です。
「水」のイメージ
腎臓 膀胱
冬
寒い
驚き 怖い
腰 足
耳
歯
髪の毛
「水」のイメージできましたか?
これで、簡単な東洋医学講座シリーズを終了したいと思います(^^)
ありがとうございました❗️
その5 〜金について〜
さて、今回は「金」についてご説明します(^^)
「金」という漢字を見てイメージするのは、
やはり、
おカネ
ゴールド
ですよね〜( ̄▽ ̄)
その通り‼️
しかし、実際の通貨としての「金」の意味合いは薄く、物資的な金属をイメージしてください。
なので、紙幣ではなく、硬貨のような金属的なもの。
ゴールドの「金」だけでなく、
銀や銅、鉄といった金属を全て含めて「金」なのです。
金属は、打つと音を出して響きます。
お寺の鐘や、鉄琴などの打楽器は心地よい音色が響きますよね。
音は、空気の振動で伝わります。
それゆえ、
「金」は空気や大気も意味します。
声も空気の振動で、音が伝わります。
発声は、肺から空気が排出する事で発生します。
なので、「金」は五臓で言えば、
肺
に相当します。
肺から取り込んだ酸素は血液に乗って全身を巡ります。
ここで質問!(・Д・)ノ
貧血の人は、何が足りないでしょうか?
「答えは、血液??」
いえいえ。
多くの場合、血液の不足というよりは、
「鉄の不足」
が指摘されます。
そう、ヘモグロビンです!
聞いた事ありますよね?
ヘモグロビンという鉄を含んだ物資が、酸素とガッチリ手を取り合って、全身に血液を運びます!
鉄は金属ですね(^^)
「空気中から酸素を取り込むのは、肺」
「酸素を運ぶのは、鉄」
それゆえに、
肺は「金」に属するのです。
空気を取り込む肺は、五臓の中で外気と接する唯一の臓器です。
外気と接する肺は、寒さや暑さの気温変化の影響をダイレクトに受けます。
皮膚も外気と接する面積が1番広い器官です。
皮膚への寒暖差の刺激は、肺にダイレクトに影響します。
特に乾燥した冷たい空気に弱く、秋から冬は皮膚がガサガサになりますね(T_T)
皮膚と肺は繋がっていると考えます。
また、
「最初に空気を取り込むのは、肺」
逆に、
「最後に空気を排出する器官は大腸」
最後に排出する空気、それは、
オナラですね (●´ω`●)
それゆえ、「金」の六腑に当たる臓器は、
「大腸」です。
大腸の異変は、肺に影響が出ます。
この場合、肺に直接影響が出る事は少なく、皮膚に影響が出る傾向にあります。
わかりやすい例で言えば、
「便秘して肌荒れが酷い。吹き出物ができた。」
などです。
アトピー性皮膚炎や湿疹、アレルギーなどは、肺や大腸の異変で起こる事がほとんどです。
大腸が弱ると腸内細菌のバランスが崩れて、免疫力が低下し、風邪ひいて、悪化すれば肺炎を引き起こす。という事があります。
肺と大腸は表裏一体なのです。
季節で言えば、秋。
秋は空気が乾燥して、肺が弱りやすくなります。
外気と接するので、周りの影響を受けやすくま非常に繊細な臓器なのです。
なので、悲しみや憂いなどの感情は、肺の働きと考えます。
枕草子に、
「秋は夕暮れ」という文章がありますが、
秋の夕暮れは、何か物寂しい、人恋しいセンチメンタルな気分になる事ありませんか?
これは、肺の影響なのです。
「金」と「肺」
初めはイメージが湧きにくかったと思いますが、ご理解できましたでしょうか?
次回は、「水」についてご説明したいと思います!(^-^)
最近徐々に暖かくなってきて、ようやく寒さから解放される…、と喜んでおります( ^ω^ )
今年の『啓蟄(けいちつ)』は3月5日でしたね。
『啓蟄(けいちつ)』は以前題材に取り上げた24節気のうちの1つです。
『啓』は「開く」、『蟄』は「土中で冬ごもりをしている虫」という意味であり、大地が暖かくなってくると冬眠していた虫が、春の訪れを感じて土中から出てくる時期を表します。
春は力がみなぎる季節です。
今回も『旬』のものをご紹介しますので、パワーをもらってこの季節を乗り越えましょう♪
・新玉ねぎ
・ワラビ
・ゼンマイ
・菜の花
・はまぐり
その4 〜土について〜
さあ、今回は「土」についてご説明します(^^)
土のイメージは、そのまま
土
大地
砂 泥 粘土
のような感じだと思います。
土は、万物の根本です
あらゆる生命の源になります。
植物は土から生まれ育ちます。
植物だけでなく、雨水や川の水は、土や砂がフィルターとなり浄化された水となります。
動物は、その植物や水の恩恵を受けて生きています。
あらゆる生物は、死を迎えた後、土に還り、微生物の働きで、再び栄養に富んだ土となり、大地の一部となります。
土は、母なる大地なのです。
栄養を取り込み、万物を生じるという働きから、
人体に当てはまると、
脾臓 胃
となります。
消化吸収、栄養代謝の中枢となり、まさに土の如し。
季節に当てはめると、
土用(土曜じゃないよ❤️)
これは、夏の「土用の丑」が有名ですね!
うなぎ、最高です( ̄▽ ̄)
実は、土用は夏だけでなく、春夏秋冬それぞれにあります。
季節の変わり目が土用なのです。
季節の変わり目は、胃の調子が悪くなりやすい傾向にあります。
それゆえ、土用は胃に気をつけるべき時期なのです。
特に夏の土用は、気温と湿度が高いので、夏バテして胃が弱りやすい時期です。
脾臓、胃は、湿気に弱いのです。
また、食べ過ぎて、お腹いっぱいになり過ぎると、思考力が落ちやすくなります。
脾臓、胃は、思考の中枢なので、意(思い、悩み)を司ると言われています。
脾臓、胃への負担は、思考の低下に繋がります。
また、胃の調子が悪くて口内炎ができた。という経験はありませんか?
脾臓、胃は唇や口の粘膜と関係しています。
口内炎、口角炎が出来る時は、胃の異変を疑います。
このように土は、自然界でも人体でも、全てを生み出す中枢となります。
万物の母、土についてご説明しました^_^
次回は、金についてお話したいと思います!