その4 〜土について〜
さあ、今回は「土」についてご説明します(^^)
土のイメージは、そのまま
土
大地
砂 泥 粘土
のような感じだと思います。
土は、万物の根本です
あらゆる生命の源になります。
植物は土から生まれ育ちます。
植物だけでなく、雨水や川の水は、土や砂がフィルターとなり浄化された水となります。
動物は、その植物や水の恩恵を受けて生きています。
あらゆる生物は、死を迎えた後、土に還り、微生物の働きで、再び栄養に富んだ土となり、大地の一部となります。
土は、母なる大地なのです。
栄養を取り込み、万物を生じるという働きから、
人体に当てはまると、
脾臓 胃
となります。
消化吸収、栄養代謝の中枢となり、まさに土の如し。
季節に当てはめると、
土用(土曜じゃないよ❤️)
これは、夏の「土用の丑」が有名ですね!
うなぎ、最高です( ̄▽ ̄)
実は、土用は夏だけでなく、春夏秋冬それぞれにあります。
季節の変わり目が土用なのです。
季節の変わり目は、胃の調子が悪くなりやすい傾向にあります。
それゆえ、土用は胃に気をつけるべき時期なのです。
特に夏の土用は、気温と湿度が高いので、夏バテして胃が弱りやすい時期です。
脾臓、胃は、湿気に弱いのです。
また、食べ過ぎて、お腹いっぱいになり過ぎると、思考力が落ちやすくなります。
脾臓、胃は、思考の中枢なので、意(思い、悩み)を司ると言われています。
脾臓、胃への負担は、思考の低下に繋がります。
また、胃の調子が悪くて口内炎ができた。という経験はありませんか?
脾臓、胃は唇や口の粘膜と関係しています。
口内炎、口角炎が出来る時は、胃の異変を疑います。
このように土は、自然界でも人体でも、全てを生み出す中枢となります。
万物の母、土についてご説明しました^_^
次回は、金についてお話したいと思います!