その6 〜水について〜
東洋医学講座シリーズ、今回で最終回となります。
今回は、「水」
「水」はイメージしやすいと思います。
イメージそのまま、「水」です。
お湯ではなく、「水」なので、
冷たいイメージです。
寒い時期を連想させるので、
季節で言えば、「冬」
尿や足のむくみも「水分」と関係します。
人体の水分調整は、腎臓の働きです。
そして、尿は膀胱に溜まりますね。
ゆえに、
五臓では、腎臓
六腑では、膀胱
そして、
驚きや恐怖は、腎臓の働きです。
腎臓は、腰や足と関係します。
腎臓は、体のどのあたりにありますか?
腰にありますね。
「あまりの恐怖に腰が抜けた」
は、一時的な腎臓の弱りです。
「怖すぎてオシッコ漏らした」
は、一時的な膀胱の弱りです。
また腎臓は、生命エネルギーの中心と言われています。
若々しさを保つ中枢なのです。
今で言うところの、
「アンチエイジング」
誰でも年を取ると、だんだんと腎臓が弱くなってきてきます。
人によっては、腰が曲がって、腰痛しやすくなります。
腰の曲がり、腰痛は老化現象です。
白髪が増え、髪の毛が抜け始めます。
髪は、腎臓のエネルギーの余りと言われています。
骨の強さも腎臓の働きです。
歯も骨の一部です。
少しの事で、骨折した。
歯が抜けやすくなった。
この様な事が起きやすくなります。
耳が遠くなるのも、老化現象の代表ですね(T_T)
耳も腎臓と関係しています。
耳の形を見てください。
腎臓の形と似てますね。
「夜中に何度も、トイレに行く。」
これも老化現象でよく見られる症状です。
「足がむくんで、パンパンだ。」
典型的な、腎臓、膀胱の症状です。
「水」のイメージ
腎臓 膀胱
冬
寒い
驚き 怖い
腰 足
耳
歯
髪の毛
「水」のイメージできましたか?
これで、簡単な東洋医学講座シリーズを終了したいと思います(^^)